商品を読み取り、意味で理解するAI
商品の表面・バーコード・原材料表示を読み取り、インデックス化・整理し、商品ごとに固有IDを付与するAIエンジンです。バラバラのパッケージが、きれいに構造化された機械可読な商品データに変わります。
OVERVIEW
商品にカメラをかざすだけで、スキャナーは3つの情報を同時に読み取ります。パッケージ表面の商品名、バーコード、そして細かな原材料表示です。読み取ったテキストは、原材料表示の構造そのものを解析し、各トークンを共通カタログの正規化された原材料へと解決。商品ごとに安定した固有IDを付与します。手入力もテンプレート設定も不要。バラバラのパッケージが、きれいに構造化された機械可読な商品データに変わります。
CHALLENGE
同じ品目でも、書き手によって漢字・カタカナ・ひらがな・略称と表記がバラバラ。システムは別商品として扱ってしまいます。
原材料表示は情報が密な自由記述テキスト。手作業での抽出・比較は時間がかかり、ミスも起こりやすくなります。
商品ごとに安定したIDがなければ、カタログ・在庫・分析を確実に連携させたり重複を排除したりできません。
CAPABILITIES
商品の表面・バーコード・原材料表示を一度に読み取り、「何と呼ばれる商品か」と「何が入っているか」を同時に把握します。
原材料表示を順序付きの構造化インデックスに解析し、商品を検索可能な整ったカタログへと整理します。
個々の商品に安定した固有IDを付与。異なる情報源をまたいでも、時間が経っても、同じ商品を一貫して認識します。
テキストの背後にある意味を理解。異なる表記・スペル・形状が同じ商品を指していることを認識します。
PRODUCT ALIASING
日本語の商品は、同じ語でも漢字・カタカナ・ひらがなで書かれます。スキャナーは表記や書き方の違いを正規化し、これらのゆれを1つの商品へと解決します。
表記だけでなく、形状や加工も理解します。粉末・スライス・すりおろし・丸ごと——AIはこれらがすべて同じ素材だと認識し、1つの識別子に紐づけます。
ラベル上の地名——地域・原産地・産地——を認識して理解します。産地付きの商品もカタログを分散させることなく、正しくまとめられます。
RECIPE UNDERSTANDING
メーカーは調理済みの構成要素を「卵サラダ」のように名前だけで記載し、中身を書かないことがよくあります。エンジンはこのレシピを構成要素へと分解し、隠れた原材料やアレルゲンを表に出します。
メーカーが括弧内に内訳を明示している場合は、その記載が推定したレシピよりも優先されます。印字されたラベルが常に真実の情報源です。
日本にしか存在しない食材名も少なくありません。エンジンはそれらを最も近い外国語の語へ解決し、別の言語でラベルを読む人にとって強力な翻訳補助となります。
USE CASE
Labemiru — 商品の中身を、ひと目で。
Labemiru(ラベミル)は、この食品ラベルスキャナーを活用したコンシューマー向けアプリです。買い物客が商品——たとえばしょうが飴の袋——にスマホをかざすと、スキャナーが表面・バーコード・原材料表示を同時に読み取り、中身をわかりやすい言葉で説明します。
アプリの裏側では、同じエンジンが食品・パーソナルケア・ペットフードの3ドメインをカバーし、パートナー向けの軽量な「バーコード → 解析」APIとしても利用できます。なお、Labemiruは情報提供ツールであり、医療機器ではありません。