食品ラベルスキャナー

商品を読み取り、意味で理解するAI

商品の表面・バーコード・原材料表示を読み取り、インデックス化・整理し、商品ごとに固有IDを付与するAIエンジンです。バラバラのパッケージが、きれいに構造化された機械可読な商品データに変わります。

OVERVIEW

表面・バーコード・原材料表示を、
まとめて読み取る


商品にカメラをかざすだけで、スキャナーは3つの情報を同時に読み取ります。パッケージ表面の商品名、バーコード、そして細かな原材料表示です。読み取ったテキストは、原材料表示の構造そのものを解析し、各トークンを共通カタログの正規化された原材料へと解決。商品ごとに安定した固有IDを付与します。手入力もテンプレート設定も不要。バラバラのパッケージが、きれいに構造化された機械可読な商品データに変わります。

商品ラベルを読み取り、原材料を正規化された項目とその別名に解決するオペレーターコンソール
実際の商品を一気通貫で処理した様子です。スキャナーは表面と原材料ラベルを読み取り(右・OCR)、原材料表示を構造化されたリストへ解析し(左下)、各トークンを正規化された項目へ解決します。ここでは さば が、別名の サバ・鯖・さば節・さば削り節… と照合され、あらゆる表記・形状が1つの商品IDを指すようにまとめられています。
82,816
解析済み商品数
(3ドメイン合計)
約98%
原材料の出現を
カタログに解決
約6,000
共通カタログの
正規化済み原材料
28
日本の法定
アレルゲン品目

CHALLENGE

同じ商品なのに、
表記は何通りにも分かれてしまう


ひとつの商品に無数の表記

同じ品目でも、書き手によって漢字・カタカナ・ひらがな・略称と表記がバラバラ。システムは別商品として扱ってしまいます。

構造化されない原材料表示

原材料表示は情報が密な自由記述テキスト。手作業での抽出・比較は時間がかかり、ミスも起こりやすくなります。

共通の商品IDがない

商品ごとに安定したIDがなければ、カタログ・在庫・分析を確実に連携させたり重複を排除したりできません。

CAPABILITIES

現実の棚を対象にしたインデックスエンジン


マルチレイヤー読み取り

商品の表面・バーコード・原材料表示を一度に読み取り、「何と呼ばれる商品か」と「何が入っているか」を同時に把握します。

インデックス化と整理

原材料表示を順序付きの構造化インデックスに解析し、商品を検索可能な整ったカタログへと整理します。

固有の商品ID付与

個々の商品に安定した固有IDを付与。異なる情報源をまたいでも、時間が経っても、同じ商品を一貫して認識します。

意味的な認識

テキストの背後にある意味を理解。異なる表記・スペル・形状が同じ商品を指していることを認識します。

PRODUCT ALIASING

2つの表記が1つの商品だと、どう見抜くのか


1

表記による名寄せ

日本語の商品は、同じ語でも漢字・カタカナ・ひらがなで書かれます。スキャナーは表記や書き方の違いを正規化し、これらのゆれを1つの商品へと解決します。

生姜 ・ しょうが ・ ショウガ → しょうが
2

意味理解による名寄せ

表記だけでなく、形状や加工も理解します。粉末・スライス・すりおろし・丸ごと——AIはこれらがすべて同じ素材だと認識し、1つの識別子に紐づけます。

しょうが ・ 粉末しょうが ・ スライスしょうが → しょうが
3

産地・場所による名寄せ

ラベル上の地名——地域・原産地・産地——を認識して理解します。産地付きの商品もカタログを分散させることなく、正しくまとめられます。

高知産しょうが ・ 国産しょうが → しょうがの産地として認識

RECIPE UNDERSTANDING

複合原材料の分解と、翻訳への応用


レシピ分解

メーカーは調理済みの構成要素を「卵サラダ」のように名前だけで記載し、中身を書かないことがよくあります。エンジンはこのレシピを構成要素へと分解し、隠れた原材料やアレルゲンを表に出します。

卵サラダ → 卵 + マヨネーズ(+酢・砂糖…)

ラベルの記載が優先

メーカーが括弧内に内訳を明示している場合は、その記載が推定したレシピよりも優先されます。印字されたラベルが常に真実の情報源です。

卵サラダ(卵、植物油、醸造酢…) → 記載どおりの原材料を採用

言語をまたぐ解決

日本にしか存在しない食材名も少なくありません。エンジンはそれらを最も近い外国語の語へ解決し、別の言語でラベルを読む人にとって強力な翻訳補助となります。

かまぼこ → 「fish cake(surimi)」

USE CASE

実装事例:Labemiru(ラベミル)アプリ


Labemiru ロゴ

Labemiru — 商品の中身を、ひと目で。

Labemiru(ラベミル)は、この食品ラベルスキャナーを活用したコンシューマー向けアプリです。買い物客が商品——たとえばしょうが飴の袋——にスマホをかざすと、スキャナーが表面・バーコード・原材料表示を同時に読み取り、中身をわかりやすい言葉で説明します。

  • 表面の「生姜あめ」と原材料表示の「しょうが」を読み取り、どちらも同じしょうがだと認識。
  • アレルゲンを日本の法定28品目に対応づけて表示(複合原材料に隠れたものも含む)。添加物の懸念度も評価します。
  • 同じラベルをライフスタイルの視点で読み直し——ヴィーガン/ベジタリアン、豚肉・ハラール対応、妊娠中の注意、ペットの安全性、うま味調味料マーカーなど。

アプリの裏側では、同じエンジンが食品・パーソナルケア・ペットフードの3ドメインをカバーし、パートナー向けの軽量な「バーコード → 解析」APIとしても利用できます。なお、Labemiruは情報提供ツールであり、医療機器ではありません。

labemiru.com を見る

2つの食品を並べて比較し、それぞれのスコアと原材料の内訳を表示するLabemiruアプリ

パッケージを、構造化された商品データへ。

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